昨年に続く「第2回日吉寄附講座」をチェンナイに開校
トピックス 2022年11月01日 この度、日本・インドの両政府が進める、製造業分野の人材育成を目的とした「ものづくり技能移転推進プログラム」に基づきインド国内の大学へ寄附講座として経済産業省より認定を受けた「日吉寄付講座」を、昨年に続きインドのDr. M.G.R大学にて2022年10月13日から2022年10月28日までの6日間開校しました。
10月28日の修了式には、在チェンナイ日本国総領事館領事小田川肇様より15名の受講生に修了証書が授与されました。
昨年の本講座が大変好評であったことから、対象学部を化学・土木工学部に加え、バイオ技術・建築工学まで拡大、受講生数も1.5倍に拡大しました。内容は、日本の環境概論、インドと日本の環境法令・排水処理概論、原理・運用・保守の必要性、実習・分析の原理、測定方法、評価方法等について、座学は日本からオンラインで、実践的な現場教育は現地法人日吉インディアによりDr. M.G.R.の実験室と生活排水処理施設現場で行いました。
参加学生からは「将来のキャリアに役立つ」といった意見の他「環境の重要性を学んだ。」「自分の専攻を研究する中で環境というファクターを取り入れなければいけないと認識した」といった声が聞かれた。まだ環境への意識の低いインドにおいて、彼らがキャリアを選んでいく中で環境対策に取組むリーダーとなることを期待している。